手作りにするのならば、どんなデザインの指輪も自由自在です。結婚指輪も例外ではなく、自分達が本当に左手薬指にはめたい理想の指輪が手に入ります。デザインにルールは、必要ありません。
しかし「自由にデザインをして良い」といわれると、逆に困ってしまうのも事実です。そもそも指輪そのものをデザインする機会も、そこまで多くありません。そこで参考にしたいのが、ブランドの結婚指輪のデザインです。ブランドの結婚指輪のデザインから見えてきたのは、テーマ性でした。
アメリカのブランドである、ティファニーを例に紹介しましょう。ティファニーには、色んな種類の結婚指輪があります。なかでもティファニーらしさが出ているのは、星の名前がついている指輪です。ティファニーの代表作といっても良いでしょう。
デザインはシンプルでありながらも、エレガントさを感じるもの。全体的に丸みがあるので、付け心地も抜群です。プラチナ素材でありながら、1つ18万円という手頃価格も魅力的です。
しかし結婚指輪は、ペアで手にするものです。2人で共に歩むことになるので、同じデザインのものと考えるかもしれません。では、2つで1つの結婚指輪はいかがでしょうか。一見すると違うデザインに見える指輪ですが、2つ合わせると1つのデザインが完成するものです。例えばある日本ブランドが提供している結婚指輪の場合、桜の花びらが刻み込まれています。単体だけでも美しいデザインになっていますが、2つ合わせるとより美しい桜の姿を見ることができます。
イタリアのブランドでは、等間隔にダイヤモンドが入っている結婚指輪がございます。結婚指輪のテーマは「永遠の愛」。ダイヤモンドは、2人の愛をつなぐ架け橋的な役割を担っていると言えるでしょう。
2人はどういう気持で、結婚に踏み切ったのでしょうか。
プロポーズを決意した時・プロポーズを受け取ったときのことを思い返してみて下さい。結婚指輪のデザインのヒントが、隠れているかもしれません。