頑丈な結婚指輪を作りたい
結婚指輪はほかの指輪に比べて毎日使うことも多いですから、傷や変形のリスクも高くなります。
気づいたら指輪が傷だらけだった、変形していたといったことを避けたいなら、なるべく頑丈な指輪にしたいところでしょう。
これは素材も含めた指輪のデザインも関係します。
頑丈な指輪にするためのデザインのポイントをご紹介しましょう。
リングの幅を広めに
指輪の強度を高めるポイントの一つは指輪の幅です。
幅を広くとった幅広というデザインにするとかなり頑丈な指輪になります。
最低でも細身の指輪は避け、標準的な幅にしておきましょう。
どれくらいが標準かというと、2.5ミリから3ミリほどです。
2.5ミリよりも細くなると強度が弱くなっていきます。
無理に幅広にまでする必要はありませんが、最低でも標準的な幅を下回らないようにするといいでしょう。
なお、幅を広くすると結婚指輪の素材の量も増える関係で指輪代も高くなります。
予算が限られている方は、それぞれの幅で必要な予算を確認しながら調整するといいでしょう。
頑丈な素材を使おう
金属ならどの素材を使っても頑丈なイメージがあるかもしれませんが、実はそれぞれの素材ごとに強度も変わります。
特に頑丈な素材もあれば、意外と柔らかい素材もあります。
定番のプラチナやゴールドはどうかというと、実はこれら自体は柔らかい素材です。
純度100％だと普段使いには向かない柔らかい指輪になるため、純度を下げて別の金属で補強してあります。
そのおかげで頑丈にはなっていますが、もともとプラチナやゴールドはそれほど頑丈な素材ではないことは知っておくといいでしょう。
結婚指輪の素材に使われるもので特に頑丈なのは、たとえばパラジウムはチタンです。
プラチナやゴールドよりも安くて頑丈ということで、最近ではこれらも結婚指輪の素材として注目されています。
ポイントを押さえて頑丈な指輪を
ご紹介したポイントを押さえれば強度は高められます。
傷や変形が不安な方は特に注意するといいでしょう。
ただし、傷や変形がまったく起きないわけではありません。
指輪が心配になる場面では外しておくのがおすすめです。